みなさんこんにちは!
1型糖尿病歴がもうすぐ20年になるmichelです!
2月にカナダ留学を終えて帰国している私ですが、
帰国後も英語学習は続けており、今回TOEICの申し込みをしました!
そこで、糖尿病でも受験環境に配慮していただける「プライオリティサポート」を受けられることになりました!
糖尿病のみなさんの中にも「試験を受けるときに高血糖や低血糖が気になって集中できない…」という方、多いんじゃないでしょうか?
私は、「低血糖だけにはならないように…」と、いつもよりインスリンを少なめにしすぎて、
逆に高血糖でトイレが近くなってしまうことがよくあります。笑
このサポートを受けることによって、糖尿病の私にとって快適な環境を用意してもらえることになったので、実際にレポートしていこうと思います!
ただし、このサポート内容は糖尿病の方が申請されたからといって必ずしも全員が同じ条件になるとは限らないので、参考程度にみていただけたらと思います。
本記事は前編・後編で2回に分けます。
この前編は「サポートの内容と申し込み方法」について、
後編では「プライオリティサポートを受けた感想」をシェアしています!
ではいってみましょう!
TOEICプライオリティサポートとは?
そもそも、この「TOEICプライオリティサポート」って何なのでしょうか?
TOEIC公式は、このサポートのことを
「障がいまたは健康上の理由により個別の配慮が必要な方は、プライオリティサポートのご依頼をいただくことで、ご希望に沿った受験環境を可能な範囲でご用意いたします。」
と説明しています。(公式HPより引用)
どんな人が受けられるのか?
このサポートを受けられる対象は、以下の通りです。
- 障がいのある方
- 妊婦さん
- ケガのある方
- その他 (健康上の配慮が必要な方)
公式には糖尿病患者の表記はありませんでしたが、ダメもとで申請したら大丈夫でした!^^
(のど飴の服用なども柔軟に対応してくれるみたいです)
申し込み方法
申し込みはとても簡単!
- TOEIC受験の申し込みの際に、プライオリティサポートが必要かどうか選択
- サポート内容の希望、証明書類、依頼理由の提出(※証明書は発行から2年以内)
証明書については、私は留学のために主治医に発行してもらっていた英文診断書を提出しました。
後日、IIBC 試験運営センターから電話かメールがきます。
(申し込み後に知らない番号から2回ほど電話がかかってきたらIIBCの可能性があります。)
その電話かメールで、どのようなサポートを受けることができるのか、説明がされます。
また、IIBCからの確認事項がある場合は、メールで返事をします。
私が依頼した内容とは?
実際に私がどのような内容で申請したのか紹介します。
私が依頼したのは2点
– 低血糖時に糖分補給が必要なこと
– 高血糖時にインスリンポンプを使用してインスリンを注入する場合があること
また、どのポンプを使用しているのか、製品情報が載った公式HPのリンクも合わせて送りました。
1型糖尿病の私が受けられるサポートとは?
私が受けることができるサポートは以下の3点です。
- 出入口付近端の座席での受験
- インスリン注入時は手を上げて試験官の許可を得てから教室の外で注入すること。
試験時間の補填はないとのことでした。 - 試験中の机上での糖分補給OK
コソコソしなくてもインスリンを入れられること、ブドウ糖を食べることができることは、一型糖尿病の人にとっては本当にありがたいことですよね、、泣
まとめ
いかがだったでしょうか?
申し込み方法とその内容はこんな感じです!
一型糖尿病患者って普通に生活できちゃうからか、意外と軽視されがちなので、
このような受験環境を整えてもらえて私はとても感動しております😭
(※このサポートの条件は糖尿病患者であっても全員が必ず受けられるものとは限らないのでご了承ください。
詳しくはTOEICのサポートセンターにご連絡ください。)
2024年6月23日(火)に試験があるので、そのあと受験時のサポート内容や感想をシェアしようと思っています!
気になる方は、記事の更新を見逃さないようにブックマークやお気に入り登録をしてチェックしてみてくださいね✨
後編も公開されているのでぜひチェックしてみてください!
https://micheltheworld.com/type1diabetes_toeic
ほかにも一型糖尿病患者としての海外生活について記事を書いているのでぜひ覗いてみてください!
・【一型糖尿病ライフ】カナダで注射針を捨てよう!
・カナダのドラッグストアでインスリンをもらおう!
ではまた!
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